需要曲線とは? 自分のニーズを理解する経済学の基本

Hello, world. いちごのベッドです。

暑い日が続きますね。暑すぎてアイスが食べたいけどアイスはカロリーが高いので、冷凍のブルーベリーをなめなめしてます。(本当は冷凍マンゴーが食べたいけど高くて買わなかった)

さて、今日は需要曲線について書いていきます。

需要曲線・供給曲線と言えば、大学の「ミクロ経済学初級Ⅰ」の授業で習うほど、基本的な内容。

てか、大学まで行かなくても中学や高校の社会の授業で習うのかな・・・

とにかく、割と誰でも知っている概念だと思います。

縦軸に価格p、横軸に数量xを取って、右下がりの曲線が描かれている。同じグラフ上に右上がりの曲線(供給曲線)もあって、その2つの曲線が交わったところが「均衡価格」になる。

一般的にはこういうイメージなのでは・・・?少なくとも、ボクが高校生ぐらいの時はこういうイメージだった気がする。

ただ、よく考えると、「いやこの需要曲線って具体的にどうやって決まってんだよ!」って思ってしまいますよね。少なくとも僕はそう思ってた。

今日はその「需要曲線って具体的にどうやって書くの?」について書いていきたいと思います。

自分の需要曲線を描いてみる

需要曲線を描いていくにあたって、まず自分自身の事だけを考えてみましょう。

あなたは今、暑い夏の日差しの下、自宅まで歩いて帰っています。照りつける太陽で汗は滝のように流れていて、喉はカラカラ。家の近くのコンビニでバニラアイスを買うことを決意します。

この時あなたは喉から手が出るほどアイスを食べたいと感じているため、バニラアイス1個に600円までなら払えます。でも、アイスを1個食べたら結構満足するため、2個目のバニラアイスには400円までしか払う気になれません。3個目になると100円までしか出せません。

この時、あなたのアイスに対する需要曲線はこのようになります。

今アイスの値段が500円だった場合、あなたはアイスを1つしか買いません。あなたが2個目のアイスに対して払える金額は最大400円だからです。アイス1個が300円だった場合は2個買います。2個目のアイスまでは400円まで払えますが、3個目のアイスには100円しか払いたくないからです。アイスの値段が100円以下だったら、あなたはアイスを3個買います。

このように、ある個人の需要曲線を考えるには、その人がある財について最大いくら支払えると思っているか、それは数量が増えるにしたがってどのように変化するかを考える必要があります。

この「ある財についていくら支払えるか」ということを経済用語で

”最大支払意思額” と言います。WTP(Willingness to payの略)の3文字でもよく使われます。僕は3文字の方が楽なのでWTPの方をよく使います。

ある商品の需要=人々がその商品に対していくらまでなら支払えるか ということなのです。

この例はあなた1人のことだけを反映した需要曲線なので、もっと大規模な集団の需要曲線を考えるときは、もっと多くの人について考える必要があります。

もし社会があなたと一郎さんの2人だけだったと仮定し、社会全体の需要曲線について考えてみましょう。

社会全体の需要曲線を描く

一郎さんのWTPが、1本目のアイスに対しては300円、2本目のアイスに対しては200円、3本目のアイスに対しては100円であるとします。

この時、一郎さんの需要曲線は以下のようになります。

そして社会全体の需要曲線は、あなたと一郎さんの需要曲線を横に足してこのようになります。

ピンクの斜線部分があなたの部分、ブルーの水玉部分が一郎さんの部分。それぞれを足し合わせたらこうなります。

いかがでしょうか。伝わりますでしょうか。

このようにして需要曲線は描かれているのです。

あなたの需要曲線も一郎さんの需要曲線も、時と場合によって異なります。もしあなたが涼しいクーラーの利いた部屋の中にいるとしたら、あなたのアイスに対するWTPはここまで高くなく、需要曲線の形も変わっていたでしょう。でもモデル化するとこうなるのです。

本当は消費者余剰とかについても書きたかったのですが、「書き方」だけだとここでキリがいいのでこの辺で。

WTP(Willingness to pay)は、シンプルだけど役に立つコンセプトなので、実生活でも自分のWTPを意識して生活してみてください。

それでは、本日もご覧いただきありがとうございました。明日もし冷凍マンゴーが240円以下になってたら買おうと思います。

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